2015年6月30日火曜日

2015.6.24 [広島県私立小学校協会教員研修会]


624日(水)に広島県私立小学校協会教員研修会が安田小学校で行われました。県内の全私学小学校から参加をいただき、実のある研修会となりました。

 

主題 『本校の図書館教育』

参加校

英数学館小学校、ぎんがの郷小学校、なぎさ公園小学校、広島三育学院小学校、

広島三育学院大和小学校、福山暁の星小学校、安田小学校(開催校)            

  

日 程

       9:00~                    受付     

  9:25~10:10      公開授業①(全学年授業・校内自由参観)  

 10:10~10:35      休憩・日程案内等          

 10:35~11:20      公開授業②(図書館教育授業)

                                        アニマシオン「ストップ!まちがえた」 1年2組

                                        読書会「ないたあかおに」         4年梅組

 11:20~11:30      休憩                           

 11:30~12:10      発表『本校の図書館教育』

 12:10~13:00      昼食・休憩           

 13:00~15:00      講演『国語力は人間力』                        

                 講師:元京都女子大学附属小学校長

                                                  吉永 幸司先生

 15:00                      挨拶・解散





公開授業①





公開授業② 4年梅組 石田学級、12組 角南学級





発表『本校の図書館教育』 藤後 優子教諭
 
 
 
講演『国語力は人間力』    吉永 幸司先生
 
 

2015年6月11日木曜日

2015.6.10 [1年 歯みがき教室]

くすのき」の健康に関する学習として、広島デンタルアカデミー専門学校の学生さんによる、「歯みがき教室」がありました。この教室は、これから永久歯に生えかわる時期にある1年生を対象に、むし歯や歯周病予防の意識を高めることを目的としておこなっています。

むし歯についてのお話、模型を使った歯のみがき方の説明の後、染出しをおこない、学生さんに教えてもらいながら歯をみがきました。

その後、赤く染まった部分を手鏡で見たり、友だち同士で見せあったりしながら、どの部分にみがき残しが多いのかを確認することができました。
 
 
 
64日には、歯科検診でむし歯のなかった児童に対する「歯の表彰」もありました。今回の学習をきっかけに、より一層、毎日の歯みがきをがんばってもらいたいと思います。

 
 






 

2015.6.6 [学校公開]


6年生のお仕事

安田小学校の学校公開では、6年生の力がなくてはなりません。お客様の受付係、授業参観時の案内係、さらに園児さんをお預かりする遊びの広場の係です。特に遊びの広場の係は「園児さんを楽しませたい。」「安田小学校の事を好きになってもらいたい。」という思いを持って、数週間も前からゲームや人形劇などを考えたり、お土産に持ち帰ってもらう折り紙を作ったりするなどの準備をしてきました。当日も縦割りグループの1年生に接する時以上に、来てくれた園児さんたちに優しく接しようとする姿がたくさん見られました。

 


 
 
 
 
案内係は礼儀正しく、お客様に挨拶をする事、質問されたことに的確に笑顔で答える事などを目標に当日は頑張ってくれました。緊張した面持ちで、笑顔が足りないこともありましたが、なかなか礼儀正しく対応ができ、お客様のアンケートにもお褒めのお言葉をいただきました。
 
 
 
 
 
最後は受付係です。お客様に資料をお配りした子どもたちは、保護者向けの説明会の時にはパネリストとして、壇上に上がって自分の意見をしっかりという事ができました。この子たちも「保護者の皆様に安田小学校の良い所を伝えたい。」という思いを持って、堂々と話をしてくれました。このパネルディスカッションもご好評をいただきました。

 

2015年6月10日水曜日

2015.6.1-4 [1年 茶道教室]

61日と4日に、茶道教室がありました。

この学習は、畳での作法やお茶のいただき方の体験を通して、日本の伝統文化である茶道に親しむこと、礼の仕方や道具の扱い方を学習し、人や物を大切にする心や、日常生活で礼儀正しく行動しようとする気持ちを持つことをねらいとしています。

上田宗箇流の先生に来ていただき、図書室に畳を敷いて行いました。

・1日目
   まずは、畳への上がり方、履物のそろえ方から、教えていただきました。






座礼の仕方も二通り教えていただきました。
 


菓子受けとなる半紙を折りました。2日目にはお茶とお菓子をいただきます。
 



・2日目
   お茶の葉っぱの香りを嗅いでみました。




畳の上がり方や座礼の復習をした後は、いよいよお菓子とお茶をいただきます。

 ・お菓子をいただくグループ

・お茶やお菓子を運ぶグループ

・見るグループ

 3グループに分かれて体験しました。
 

 
 
お茶碗の絵が正面に来ないように回してから飲みます。
 
 
 
はじめてお抹茶を飲む児童もたくさんいましたが、「おいしかった。」という声もたくさん聞かれました。
 
 
 
たくさんのボランティアのお母さま方、ありがとうございました。
 
お茶をだす人もいただく人も互いに気遣いの言葉をかけたり、先生の美しい所作を見たりすることで、これまで続いてきた日本の素晴らしい伝統文化に触れることができました。
来年、作法室で行われる茶道教室が楽しみです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2015年6月4日木曜日

2015.5.20-6.1 [2年生 代かき・田植え]

2015年5月20日(水)晴れ
田植えに向け、代かきをしました。

ポイントは、「大きな砂の塊をつぶして歩く事」。
稲が上手に根を張れるような田んぼを作るため、そしてその稲が必要とする栄養を田んぼの中にまんべんなく広がるようにするためです。

代かきが初めての子も多くいたようで、どろどろした感触に驚く子、足を入れてもなかなか抜けず倒れそうになっている子など、さまざまでしたが、どの子も大変楽しそうに代かきをしました。
 
 
 
 
 
2015年6月1日(月)晴れ
先日代かきをした田んぼの中をのぞいてみると、いつのまにか、あめんぼ、アマガエルなど多くの生物の憩いの場となっていました。カエルの卵もたくさん産みつけられています。
自然がいっぱいの田んぼで、いよいよ田植えがスタートです!
1人ずつ苗を持ち、土の中に植え付けていきます。
最初は上手に植え付けられず、ぷかぷかと浮いて流れていってしまう苗がありましたが、「おいしいもち米が育ちますように」と願いを込めながら丁寧に植えていくことができました。
以前よりもフカフカで柔らかい土だったためか、田んぼの中で転んでしまった子も数人。 
おしりが泥まみれになって冷たい思いをしたけれど、本人たちはなんだか笑顔で楽しそう。あまりこういった体験をすることがない子にとっては、大変思い出に残る経験となったようです。
 
 
 
 
心をこめて植えた苗が、2月の餅つき会でおいしいお餅に変身することを願って、これから約半年かけて、お世話や観察をしていきます。
ぜひ学校に来られた際には、田んぼをのぞいてみてくださればと思います!
 
 
 
 

 

2015年6月2日火曜日

2015.5.28-29 [3年 山の学習]


山の学習1(3年 もみのきコース)

5月28日(木)から29日(金)にかけて、3年生の宿泊学習が行われました。バスの車窓から田や畑、山あいを流れる太田川を眺めながら、約1時間半で新緑のもみのき森林公園に到着しました。

開校式で、代表児童がもみのき荘の方へ元気よく挨拶すると、さっそく各自の部屋やリュックの置き場、避難路を確認しました。どのグループも班長や副班長の声に応えながら、きびきびと行動します。




始めのプログラムは、近くの山の斜面までのピクニック、道端には野草の宝庫、様々な樹形や新緑の眩しさ。遠く広がる山なみに、冠山も見えます。お弁当を広げ、満足そうにおにぎりをほおばっていました。小さくかわいい紫のハルリンドウや黄色のお花畑のようなタンポポモドキ(ブタナ)に歓声がわき、いくつもの花飾りができました。

 
 

午後からは、楽しみにしていた魚つかみどりです。足元をくすぐるようなイワナの動きに思わず歓声がわきます。始めの一匹がとれればしめたもの次々と捕まえる男子の活躍にびっくりします。獲れない子に魚一匹手渡す男子もいます。岩の間に手を突っ込み、指を口にくわえられた児童も嬉しそう。めったにできない体験に大喜びでした。

 
 

お風呂では、公衆浴場でのマナーをしっかりと身につけ、湯船にゆったりつかり笑顔のひとときとなりました。
夕食後は、夕ぐれ散歩。かすかに残る夕焼けもいつの間にか闇が濃くなります。おうちの方のいる広島の方角を確認した後は、暗い山の中にみんなでそうっと入っていきました。
「列から離れると、戻れなくなっちゃう。」と緊張の声。広場まで来たとき「あっ、星が見える。」木星がうす雲を貫き、輝きを見せています。見上げるとぼんやりとした上弦の月も、ちょっと幻想的な散歩になりました。
生活のめあての「自分のことは自分でする」を守って、リュックの中の整頓をした後は、みんなで布団敷き。布団係を中心にどのような向きに布団を敷いたらよいか作戦会議。どのグループも協力してできました。お布団にくるまれ、素敵な一日を感じながらぐっすりと休みました。
 
二日目は朝日が眩しいよい天気になりました。布団やシーツの片付けも、互いに声を掛け合っていつの間にか終了。朝の会も先生のお話をよく聞いて、次のクラフトと自然探検に気持ちが高ぶります。
自然探検では、自然に詳しいお二人のインストラクターについて学びました。ウツギの枝を使った笛、もんで傷口につけると薬になるヨモギの葉や蛇の模様をしたマムシグサ、ホトトギスやウグイスのさえずりなど豊かな自然に触れることができました。
 
 
 
クラフトでは大小の羽を合わせた風車作りです。和模様の千代紙を竹の先に貼り付けると大小で向きが逆になり、色が混ざってきれいな回り方をします。気に入った色合いを楽しみながら、風情のある風車を作りました。ほどよい風も吹いて、みんな風に向かって走り出します。高く掲げて「風力発電だよ。」と自慢する児童もいます。二日間のプログラムで生活のめあての「自然の野山に親しむ」も満足のゆくものになったようです。
 
 
 
楽しいプログラムができたのも、安全に運転してくださったバスの運転手さん、イワナの準備やおいしい食事を用意してくださった宿舎の方々のおかげです。閉校式でお世話になった宿舎の方へお礼の挨拶を済ませると、広島への帰路につきました。生活のめあての「だれにでもあいさつ」では、感謝の気持ちをしっかりと表せた二日間になりました。
 
児童は、今回のプログラムでくすのきの目標とする実践力の育成につながる多くの体験を積みました。子供たちの満足の笑顔から、今後の山の学習やよりよい学校生活に、身についた実践力がつながっていくものと確信できました。