2016年7月27日水曜日

2016.07.20-22 『4年 山の学習②』

安田小学校では、くすのきの授業の中で宿泊学習を行っています。
4年生は、庄原市の東城と吾妻山に行ってきました。
今回の学習のめあては、「宿泊を伴う学習を通して、自立した生活を送る(自立)」、「みんなで力を合わせて目標を達成し、友達との信頼関係を作る(信頼)」、「人々の支え合いや助け合いに感謝する(感謝)」、「自然のすばらしさや不思議さに感動し、自然や動植物を大切にする(自然)」です。


・1日目
 
 
藤本農園では、循環型農業について学びました。牛や鴨を飼い、田んぼや畦の草を食べさせています。牛や鴨のフンは肥料として使います。化学農薬を使わず、水と土を大切にすることで、これからもずっと美味しいお米を食べられるように努力されています。
 
 
・2日目
 
 
 
 
この日は晴天に恵まれ、気持ちの良い登山となりました。ガイドの方々に吾妻山の珍しい動植物を説明してもらいながら登りました。頂上からの見晴らしも良く、宿舎がとても小さく見えました。
 
 
 
 
地域の方々から白玉だんごの作り方を教えていただきました。つなぎに豆腐を使い、きな粉をかけて食べました。お昼ご飯の後でしたが、とても美味しくて、別腹でした。
 
 
 
 
二日目の夜は待ちに待ったキャンプファイヤーです。山の神(校長)から受け取った「自立」「信頼」「感謝」「自然」の火を灯し、開始です。みんなで輪になり、歌ったり、ゲームをしたりしました。グループに分かれての出し物もありました。笑い話、音楽、クイズ、カープの応援歌など、練習の成果を披露し、大盛り上がりでした。
 
 
・3日目
 
 
宿舎の周りの森でネイチャービンゴをしました。五感を使って、カードに書かれた「鳥の声」「いいにおい」「手のひらより大きい葉」「白い花」「虫の卵」などを探しました。
 
 
 
宿舎の裏の原っぱで俳句作りをしました。俳句作りの後は木陰で品評会です。
 
 
 
最後は保護者のみなさんの前で報告会です。事前の学習も含め、山の学習を通して、一回りも二回りも成長した姿がそこにありました。自分たちで目標をたて、振り返り、次に活かした経験を、今後の生活でも活かしてくれることでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2016年7月20日水曜日

2016.07.08 『3年 図書館見学』

3年生は、図書の時間に、広島市立こども図書館に見学に行きました。

地域の公共図書館には、どんな資料があるか、本はどんなふうに並んでいるか、どんなきまりがあるかなど、図書館司書の方に教えていただきながら、館内を見学させていただきました。

ふだん入ることができない書庫にも入らせていただき、本の多さに子どもたちは驚いていました。こども図書館には全部で19万冊の本があるそうです。
 
司書の方がおはなし会をしてくださいました。
ろうそく1本の雰囲気の中、行われました。
 
本の借り方を学んだあと、1人2冊ずつ借りて帰りました。もうすぐ夏休みです。
地域の図書館も積極的に利用して、しっかり読書に取り組んでほしいと思います。
 

2016年7月8日金曜日

2016.07.04 『6年 Hiroshima in the World』

7月4日、6年生は「グローバル人材プロジェクト」の一環として、Hiroshima in the World
というイベントをしました。

目的は、広島の子供として平和と戦争について知ることと、自国以外で活躍する人の生き方を学ぶことです。

広島平和研究所の研究員であるMr. Jacobsに来ていただき、広島・長崎以外にも核実験、ウラン採掘、原発の事故による“ヒバクシャ“が世界中にたくさんいることなどを教えていただきました。
児童たちは、ネバダ州の核実験が900回以上にものぼることなどに驚きましたが、一番印象に残ったのは、「地球にはもともと境界線はないけれど、人間が国境などの境界線を作っている」「どこの人たちも文化や習慣が違っていても、安全に楽しく暮らして家族や友達といい人生をおくりたいという願いはみんな同じ」ということでした。

 
 
安田の児童からは「伸ちゃんの三輪車」の英語での朗読をプレゼントしました。
シーンに合う絵も児童が描き、とても真剣に聞いていただきました。とくに、普段の英語の授業をがんばっている児童は感情をこめて読んだり、暗記をしていたりしました。
 
Mr. Jacobsが「資料館では何度も見たその三輪車にそんな個人的な話があったとは知らなかった。教えてくれてありがとう。」とおっしゃると、児童の顔から「やった!朗読をがんばった甲斐があった。」という喜びの表情がにじみ出ていました。

広島で育つ子供の使命として何かを伝えようという意識ができたのではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 

 
 

2016年7月5日火曜日

2016.07.04 『1・2年 たなばた会』

7月4日(月)「たなばたかい」を行いました。

目標
○伝統行事である七夕祭りに興味を持ち、由来を調べたり、行事を体験したりする。
○(2年)1年生に七夕飾りの作り方を教え、上級生としての自覚を持って1年生に接する。
  (1年)2年生との交流を通して、親しみやお世話になることへの感謝の気持ちを持つ。

【事前に】
①宿題で、七夕について、保護者の方に聞いたり本やインターネットで調べたりしたことを書いてきて、学級で発表しあいました。
・中国からの話が由来となっている。
・おりひめや彦星が会う話
・かささぎが橋を作る。
・おりひめはベガ、ひこぼしはアルタイル
・短冊に願い事をする。
など、いろいろなことがでてきました。
②各学級で決まった男女一人ずつの七夕委員が委員会でプログラムを決定しました。
③2年生は、1年生に七夕飾りの作り方を教えられるようにあらかじめ各学級で作ってみました。

 
 
 
 
 
 

2016年7月4日月曜日

2016.07.02 『5年 いのちの授業』

「くすのき」の健康に関する学習として、安田女子大学看護学部の田村美子先生を講師としてお招きし、「いのちの授業」がありました。

専門的な立場から、生命誕生の神秘やお腹の中の赤ちゃんの発達について、映像を交えながらわかりやすく話していただきました。


また、赤ちゃんの誕生を待ち望むお母さんや周りの人たちの気持ちも知ることができ、ひとりひとりが望まれて誕生した大切な命であることを学ぶことができたのではないかと思います。

最後に赤ちゃん人形を抱かせてもらうこともでき、自分たちの産まれた時の命の重みも実感することができました。赤ちゃんを抱っこする子ども達は、とても優しい手つきで、いつもと違う子どもたちの一面をみることができました。

2016.06.22・06.29 『5年 Australian Friends』

6月22日と29日に5年生がオーストラリアの姉妹校の児童とテレビ電話で交流をしました。

こちらは英語で話し、あちらは日本語で話してくれます。
すでに5月に自分のパートナーとは手紙のやりとりをして、テレビ電話でもあいさつをしているので、お互いが名前を呼んでカメラに手を振っていました。
この交流の目的は、自分のパートナーという特定の友達を意識することでより海外を身近に感じ、たんなる一般論でない個人的体験をする、また相手の生活を想像してみるということにあります。

あらかじめ交換しておいた相手からの質問に答え、こちらからの質問にも返事をもらいました。「日本のどこに行ってみたいですか?」というこちらの質問に対して、「安田小学校と東京に行ってみたいです。」という答えには拍手が起こっていました。

レディーマー側からは「日本で人気のある寿司の種類はなんですか?」
「好きなアイスクリームのフレーバーはなんですか?」などの質問がありました。
レディーマーの子供たちは、日本に照り焼きチキンの寿司がないことや、安田の多くの児童が抹茶味のアイスクリームを好きなことを聞いてとてもびっくりしていました。

安田の児童たちはオーストラリアの動物に興味があったようです。特に今年の3月に海外学習に参加した児童たちは、野生動物園のことを思い出したようですね。